三宅サンマルツァーノ


三宅サンマルツァーノ 朝焼けの三宅島
朝焼けの三宅島
三宅サンマルツァーノ 火山体験遊歩道
溶岩の中を歩く
三宅サンマルツァーノ 菊地農園
菊地農園のふかふかの土
三宅サンマルツァーノ 菊地農園
大切に育てています。
三宅サンマルツァーノ 菊地農園2018 三宅トマト
今年も豊作に・・・!(2018.6.14)

加熱料理用の最高級種トマト「サンマルツァーノ」

は、イタリアのベスビオス火山やエトナ山近郊が名産地になっています。陽光を目一杯受ける温暖な気候と火山灰土が、旨味の強いこのトマトを育んでいるのです。


三宅島は2000年の大噴火により、火山の雄山が
膨大な量の火山灰土を噴き上げました。島民も4年半にわたって避難を強いられるという厳しい時代を過ごしました。現在では火山性ガスの噴出もほぼなくなり、小鳥たちの楽園ともいえる穏やかな島となりましたが、住民の数は噴火前の半分にまで減ってしまい、復興のためになにができるかはつねに課題となっています。

太陽と火山灰だけはたんまりある。島民も明るい
未来を望んでいる。それなら、イタリアのサンマルツァーノの種を三宅島の畑に蒔いてみたらどうだろう。こう考えたのが、作家のドリアン助川でした。彼はニューヨークで暮らした3年間、あるレストランの定番メニューだった「サンマルツァーノの照り焼き、サワークリームのせ」にすっかり惚れ込んでしまったことから、トマトについての勉強を始めていたのです。

2016
年3月、映画『あん』の三宅島での上映が
ありました。主演女優の樹木希林さんと三宅を訪れた原作者のドリアン助川は、集まった島民を前に夢のトマト構想について語ってしまい、あとにひけなくなりました。樹木希林さんからも「がんばりなさいよ」と励まされ、この年の12月より三宅に住み始めます。

2017
年、イタリア産の種により、三宅島での初のサンマルツァーノの実験栽培が行われました。東京都島しょ農林水産総合
センターの一画と、花卉や果実を積極的に栽培している菊地農園の二カ所です。双方ともに大豊作となり、この太陽と火山の果実は、美しくも、想像を超える味わいの料理の数々となって、収穫祭にまっていただいたみなさんの前に登場したのです。

日本の生食用のトマトの概念からは完全にはずれた味わいです。生食用のトマトが糖度を追求しがち
なのに対して、料理用のトマトは旨味で勝負します。ですから、生で食べるとあまりおいしくないのがこれまでのサンマルツァーノの性質だったのですが、なんと三宅島のなにが幸いしたのか、この三宅サンマルツァーノは生でも充分においしく、それでいて火を通すと、経験にない美味をもたらすのです。

 

 これはまさに、太陽と火山の恵みです。世界でただここだけ、三宅島で愛情をもって栽培された「三宅サンマルツァーノ」を召し上がって下さい。今年(2019年)の種は、通常のサンマルツァーノ・リゼルバとともに、フランス品種も加えています。



美味なる料理


私たちが育てています

幸福に味わえます

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